こんばんは ふすま屋ヨメです。
「ハタノワタルさんの和紙で新築の家に襖を作ってもらうことは可能ですか?」
とお問い合わせを頂きました。
ハタノさんのSNSに襖は福原表具店って書いてあったり、
検索したら、福原表具店のブログにハタノさんの名前が良く出てくるので、
もしかしたら作ってもらえるかも・・・と思われたそうです。
と言うことで、まずはお客様の新築工事を請け負っておられる工務店さんと
打ち合わせをさせていただきました。
「ハタノさんの紙で襖を作るのは無理かな・・・」と諦めかけておられたそうで、
新築の作業はどんどん進んでいて、でもあきらめきれない思いが・・・
「出来ますよ」とお返事をしたので、お客様は大喜びです。
襖と言われましたが、ハタノさんの現場の多くは
襖縁がない坊主襖が主流で、建具も端まで紙を巻き込んで張っています。
お客様の和室も襖縁が無いほうが良いと提案させていただき、
すべて建具で作らせていただくことになりました。
右側の押入は、3枚なので開けると物の出し入れがしやすいです。
奥様のご希望で真ん中には引手を入れずすっきりとさせました。
左側には仏壇が入りますが、観音開きのままだと扉が邪魔になりますので、
片側だけ軸回しと言って、中に収納できるようにしてあります。
今までに施工実績のないタイプの壁での軸回しの取り付けでしたので、
父ちゃんめちゃくちゃ考えて色んな加工をしてました。
こちらは、廊下側の和室の入口です。
ご依頼いただいたのが完成までにギリギリ間に合うかどうかのタイミングでした。
お引越しに間に合ってホッとしました。
軸回しに関しては色々と考えてご提案をさせて頂き、
お客様の理想や思いをお聞きして施工をさせて頂きました。
私たちも良い勉強をさせていただきました。
今回ご縁があり、お客様の思いを実現することができて良かったです。
今朝の新聞に入っていた先生の移動の一覧を見ていたら、
娘の同級生の名前を確認、「おお!!」って思っていたら、
同じ学校に娘たちの5~6年の担任の先生も同じ学校に移動してた。
偶然にも教え子と同じ学校で働くことになるなんて、きっと先生嬉しいだろうな。
娘はその友達と数人で卒業してからも先生の家に遊びに行くぐらい大好きな先生で、
最後に遊びに行ったのはみんなが大学進学のタイミングだったかな。
卒業式の前に、ほかの先生に協力してもらって先生にサプライズをしたり、
親も子も楽しいクラスだったのをよく覚えています。
それぞれに進路が決まり、大人になりました。
うちの娘は今まさに新型コロナと戦う最前線の医療現場にいますが、
早く終息して、安心して帰省でき、友達や恩師と再会できる日が来ますように。
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