こんばんは ふすま屋ヨメです。
今日は黒谷和紙協同組合さんの新素材展示会のお手伝いをさせて頂きました。
場所は古民家の宿 宰嘉庵(さいかあん)です。
今回、宰嘉庵の障子に張らせて頂いたのは黒谷和紙に特殊加工をした新素材の障子紙です。
パールトーンと言えば、着物の撥水加工で有名な企業ですが、
最近では着物だけではなく、
土壁にパールトーン加工をしたり建設業界でも使われているそうです。
京都市内に本社があるんですよ。
今回使用させて頂いた紙は抗菌、消臭、撥水の効果があります。
その和紙を使用して障子の張り替えの他にも衝立や屏風なども作らせて頂きました。
ピンクの市松模様の屏風です。
ご近所のお花の先生に春を感じられるお花を選んで生けて頂き、
黒谷和紙で作られたお人形だったり、
見ていてほっとする空間を作っていただきました。
パールトーンさんの実演では・・・
お醤油をかけたら、撥水効果でしみこまないから びっくりしました。
障子紙にもこの撥水効果が・・・
でも、撥水なので通常の障子の張り方では施工するのが難しいんです。
この紙を施工するために事前にテスト施工をしました。
宰嘉庵のような宿には、抗菌、防臭、撥水効果はピッタリですね。
素材を作る黒谷さんと、素材を加工するパールトーンさん、
その素材を施工するふすま屋が一緒にものづくりをすることで、
新しい素材ができました。
せっかく出来た新素材が色々なところで使っていただけると良いなと思います。
築130年程の宰嘉庵の空間には、黒谷和紙がとてもよく合いますね。
展示会は終わりましたが、
古民家の宿 宰嘉庵にたくさんの方が宿泊していただけると嬉しいです。
舞鶴市民限定の1棟貸し切りの特別プランがあるそうです。
宰嘉庵のフェイスブックページをチェックしてみてくださいね。
https://www.facebook.com/guesthouse.saikaan/
お問い合わせはホームページよりどうぞ
https://fukuhara-hyougu.com/