こんにちは ふすま屋ヨメです。
昨日は舞鶴で平和祈念式典がありました。
先月市長から真っ白な封筒が届きまして、
「なんだろう?」と封を開けると、式典の招待状でした。
招待状を頂いたので、民生委員仲間と出席してきました。
会場に到着すると、会館の前では80年前にも引揚者をおもてなしした時と同様に
ふかし芋のふるまいがあり、
隣には抑留されていた方が普段食べていた黒パンの試食がありました。
ユネスコ世界記憶遺産に登録された10年前
ご縁があってお祝いの会に娘と参加させていただいたのを思い出しました。
引揚記念館には何度も行っていますし、
色々なイベントの時に参加をさせて頂きました。
10年経って式典に参加をさせて頂けたのは嬉しいことです。
会場には、海上自衛隊の教育隊と海上保安学校の学生が制服姿で出席されていましたし、
小学校の代表の子のメッセージや、
中学生の合唱もとても良かったです。
一番楽しみにしていたのは市民参加の音楽劇です。
知り合いが出演するので見たかったんです。
引揚の母と呼ばれる 【田端ハナさん】は昭和22年~33年まで
引揚者のおもてなしやお世話を中心になってしておられた方です。
今回の劇はハナさんが引揚者を桟橋で待つ家族や引揚者のサポートされる様子や、
それぞれの人たちの喜びや悲しみ、苦しみなどを丁寧に演じておられて、
岸壁の母のモデルとなった端野いせさんのお話も劇中に登場しました。
劇中の名前は少し変えてありましたが、
実際のエピソードを上手に物語にされててすごく良かったです。
市民参加なので、演じているのは市民、しかも知り合いだけど、
演技に引き込まれて感動しました。
舞鶴は66万人の引揚者の再スタートの地でもあり、
引揚記念館には引き揚げてこられた方が植樹をされた桜の木がたくさんあります。
引き揚げてきた時に船から見た、舞鶴の景色がとても美しかったと言うことで、
皆さんで桜の木を植えられたようで、春には引揚記念館の桜がとても美しいです。
早く世の中から戦争が無くなりますように
来年の春は引揚記念館の桜を見に行こうと思います。
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