京からかみの襖【宰嘉庵】

作業がはじまりました。

まずは、京からかみを張る襖の紹介から

P2230011

こちらの紙を張ります。
20100217171315

なぜ、兎かというと・・・

実は、釘隠しが兎なんです。

P2230013

   釘隠しとは・・・格式のある和風住宅で、柱や釣り束(つりづか)と長押(なげし)が交差する部分に打ちとめた大きい釘の頭を隠すための化粧金具のことです。


釘隠しと紙がおそろいの兎になるんですよ。

そうそう、このお部屋の敷居なんですが、3本の溝があります。

なぜ3本かと言うと、本来ここは3本の襖がたってるはずなんです。

でも、襖は4本・・・あれ?

1本多いから反対側はこんなことに
P2230014

入口の途中からもう一枚の襖があり、出入りしにくいんです。

今回作業をさせていただくにあたり

本来あるべき姿に戻しましょうということになり

ただいま新調の襖を製作中

どんな風に仕上がるか楽しみです。

今日は、京からかみのお部屋の紹介でした。

3月6~7日のイベントの詳細はこちらです。
http://data.emono1.jp/uploader/2230/2010021609441856.pdf

京からかみの襖【宰嘉庵】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

トップへ戻る